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コラム―英語とは―

子どもは英語を習得しやすいのか?

子どもは大人よりも英語を習得しやすいのでしょうか?

確かに言語学習は,幼い頃に始めたほうが

正確な発音の習得には有利だと言われています。


どの言語もそれぞれ周波数が違い,その言語特有の音があるらしいのです。

人間の耳は10歳前後までは柔軟で,どのような音にも対応できるのですが,

ある時期を過ぎると,次第にある言語のみにしか対応できなくなるそうです。


ですから日本人が英語が聞き取れないのは,私たちの耳が完全に「日本語対応」

に出来上がってしまったからだと思われます。


ある耳鼻科の先生によると,実際に耳の内部構造(筋肉や器官)が

その言語に対応した形になるらしいのです。


英語が聞き取りにくいのは,物理的な問題なのかもしれませんね。


しかし幼い頃に英語を勉強して話せるようになったにしても

学習が継続されなければ,使えるようにはならないと思われます。


なぜなら,言語には習得すべきことが数多くあり,

段階的にしか習得できないことが研究によって明らかになっています。


例えば現在進行形などは,まず現在形と進行形には意味の違いがあることを習得します。

次に'walk' に'ing'を加えることを習得,そしてbe + walking という形を習得するのです。


文法項目によっては,短時間で一気に習得できるものもあるでしょう。

ところがもっと複雑なものは,単純にはいきません。

大人には簡単であっても,子どもには習得しにくい概念があるのです。